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ローマ法王、先住民の児童虐待と文化抹殺に公式謝罪

SAORI記者 | 기사입력 2022/08/02 [15:53]
『キリスト教徒が犯した悪行、謙虚に許しを請う』

ローマ法王、先住民の児童虐待と文化抹殺に公式謝罪

『キリスト教徒が犯した悪行、謙虚に許しを請う』

SAORI記者 | 입력 : 2022/08/02 [15:53]
▲ ローマ法王(中央)が25日、カナダ マスクワーチスの旧寄宿学校を訪問し、カナダ先住民の伝統装飾を着用している。同日、ローマ法王は、過去、教会の寄宿学校で先住民の児童に加えた虐待や文化抹殺行為について謝罪した。AP YONHAP NEWS

 

▲ ローマ法王(右)が24日(現地時間)、カナダ アルバータ州エドモントン国際空港に到着し、寄宿学校の先住民の児童虐殺生存者の手にキスをしている。アルバータ=ロイター YONHAP NEWS

 

「キリスト教徒が犯した悪行、謙虚に許しを請う」

 

ローマ法王は25日(現地時間)、カナダの先住民たちに、過去、教会が犯した悪事について許しを求めた。

 

ローマ法王は、カナダ アルバータ州マスクワチスの旧寄宿学校敷地を訪問し、「これほど多くのキリスト教徒が、先住民を相手に犯した悪に対して、謙虚に許しを請う」と明らかにした。法王は今回の発言が「すべての先住民共同体と個人に向けたもの」とし、去る4月、バチカンで先住民代表らに謝罪した後も、恥ずかしさの感情がずっと残っていたと述べた。彼は「多くのキリスト教徒が、先住民を弾圧した列強の植民化の考え方を支持したことに対して、深い遺憾を感じる」として「申し訳ない」と話した。

 

これに先立ってカナダでは昨年5月から、先住民の寄宿学校敷地3ヶ所で、1200体以上の先住民児童の遺体が発見され波紋が生じた。これらの寄宿学校は19世紀の初・中盤カナダ政府が先住民を白人社会に同化させるために設立したものであり、大部分カトリック教会が委託運営した。

 

しかし、これらの学校は子供たちを両親から引き離して、身体的・性的・精神的虐待を加えたことが分かった。また、先住民の言語を抹殺し、先住民の文化と共同体を破壊する武器として、キリスト教を利用したりもした。カナダ政府の統計によると、全国に散在した139の学校に合計15万人余りの先住民の児童が強制収容されたと推算される。

 

 

これに対し法王は「寄宿学校に組み込まれた同化と解放政策が、この地の人々にどれほど破壊的だったかを記憶することは必要だ」とし「私が、これを認識できるようにしてくれたことに対して、感謝する」と話した。法王はまた、「許しを請うことが事態の終わりではない」とし、措置を望む批判論者に全面的に同意すると明らかにした。

 

▲ フランシスコ代表団がカナダを訪れ、「先住民寄宿学校惨事」の生存者代表団に会った。

 

先住民代表団は、今回の法王の謝罪が「歴史的事件」としながら「この謝罪が生存者の長年の傷を治癒するのに役立つことを期待する」と明らかにした。

 

ただ、一部の生存者と遺族は「法王が言葉だけで遅い謝罪をするのは、何の意味もない」と冷淡な反応を示したとロイター通信は伝えた。彼らは現在カトリック教の支援の補償と加害者の処罰、寄宿学校・教団の情報公開など実質的措置を要求している。

(翻訳: SAORI記者)

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