紀元前277年から西暦668年まで存在した高句麗時代の歴史遺跡
紀元前277年から西暦668年まで存在した高句麗時代の歴史遺跡
高句麗の時に創建された北朝鮮平安南道平城の寺院、安國寺が補修を終えた姿を現した。
YONHAP NEWSの報道によると、北朝鮮の対外宣伝メディア「朝鮮の声」は22日、安國寺を「先祖の優秀な建築術と芸術的才能を示す寺院」とし、写真を公開した。
先立って対外用ラジオの平壌放送は、平安南道民族遺産保護部門幹部らが去る4~5月に安國寺のあちこちを修理したと伝え、対内用ラジオの中央放送は2020年に安國寺の休憩所をリモデリングしたと報道したことがある。その後、関連写真が出たのは今回が初めてだ。
「朝鮮の音は安國寺が紀元前277年から西暦668年まで存在した高句麗時代の歴史遺跡だ」と紹介した。創建当時、数十軒の建物で構成された規模が非常に大きな寺だったが、今は大雄宝殿、太平楼、九層の石塔が残っている程度だという。太平楼前の九層の石塔に対して「高麗中期以後のものと見られる」として、これは安國寺が高麗時期にも運営された証拠だと説明した。
大雄宝殿と庭の間にある太平樓は正面5間(19.25m)、側面2間(6.8m)の二重軒(垂木に他の垂木を繋いでつけた形)合角楼亭だ。
北朝鮮は1980年代半ば、安國寺を妙香山の普賢寺、金剛山の表訓寺、平壌の廣法寺、開城天馬山の観音寺、両江道三水郡の重興寺などとともに復元した。
労働党機関紙労働新聞は文化財保存について報道する度に、金正日総書記が20代青年時代だった1968年、安國寺を訪問し、「我が国の昔の建築術を示す歴史遺跡」と賞賛したというエピソードを言及したりもする。
朝鮮の音は安國寺が紀元前277年から西暦668年まで存在した高句麗時期の歴史遺跡で、本来数十軒の建物で構成された巨大な寺だったが、今は大雄宝殿と太平楼、九層塔、碑石などが残っていると伝えた。
安國寺内の銀杏木は天然記念物第31号に指定されたりもし、中国の北朝鮮専門旅行会社である高麗旅行社は平城の代表的な観光資源の一つとして安國寺を挙げた。
唯一領導体系を追求する北朝鮮が住民らに宗教の自由を保障しなくても、民族の伝統が込められた寺院は文化遺産にするものと見られる。 (翻訳: SAORI記者) <저작권자 ⓒ CRS NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
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